天獄の雨/沙野風結子
2008-12-22(Mon)
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積み本崩し第1弾!
虫シリーズを2冊読んでイイ感触だったので、
好きな作家さん入りした沙野風結子さん。
やはり『サスペンス基調で大人っぽくエロが濃い作風』で
安心して読み終える事ができました。
沙野作品においては、甘い部類に入るとか…
まだ、2作(この作品を入れて、3作)しか読んでないので
他の作品がどうかは、わかりませんが、
沙粧的には物足りなさはなかったです。
企業舎弟×マトリ(麻薬取締官) 薬物(麻薬)の催淫作用
鬱傾向の人が自殺したくなる作用をもたらす麻薬を巡る話です。
登場人物が比較的多く、
それぞれの登場人物の背景にドラマを感じました。
マトリとその家族の過去
マトリと上司、その上司の過去
マトリと刑事、その刑事とマトリの兄
企業舎弟の過去
麻薬調合者のリシの過去…などなど
それを伏線として、その過去や思いを交差させると
相当入りこんだ長い話ができそうな気がします。
文庫で一冊だけに収めるにはおしいくらいでした。
聖なる黒夜やエスのような作品になったんじゃないでしょうか?
…もしかして、スピンオフあったりします?
エロについては、
がっつりエロエロというより、大人なエロです。
どちらかというと、キスシーンに重点が置かれてる気がしました。
虫シリーズを2冊読んでイイ感触だったので、
好きな作家さん入りした沙野風結子さん。
やはり『サスペンス基調で大人っぽくエロが濃い作風』で
安心して読み終える事ができました。
沙野作品においては、甘い部類に入るとか…
まだ、2作(この作品を入れて、3作)しか読んでないので
他の作品がどうかは、わかりませんが、
沙粧的には物足りなさはなかったです。
![]() | 天獄の雨 (二見シャレード文庫) (2007/08) 沙野風結子/著 ひたき/イラスト 商品詳細を見る |
鬱傾向の人が自殺したくなる作用をもたらす麻薬を巡る話です。
登場人物が比較的多く、
それぞれの登場人物の背景にドラマを感じました。
マトリとその家族の過去
マトリと上司、その上司の過去
マトリと刑事、その刑事とマトリの兄
企業舎弟の過去
麻薬調合者のリシの過去…などなど
それを伏線として、その過去や思いを交差させると
相当入りこんだ長い話ができそうな気がします。
文庫で一冊だけに収めるにはおしいくらいでした。
聖なる黒夜やエスのような作品になったんじゃないでしょうか?
…もしかして、スピンオフあったりします?
エロについては、
がっつりエロエロというより、大人なエロです。
どちらかというと、キスシーンに重点が置かれてる気がしました。
■あらすじ■
Dead or alive
―生きるか、死ぬか、生きるべきか、死ぬべきか。
その頭文字をとって「ドア」と呼ぶ、爆発的に東京都心部を汚染したドラッグ。麻薬取締官の矢崎忍は、「ドア」の囮調査で六本木のクラブへ侵入する。そこで、暴力団・壬組の現組長・壬豪馬の従弟にあたり、企業舎弟として壬組を支える加駕榮旗と出会う。忍は製造・販売ルートをつかもうと加駕に近づくが、逆にデッドオアアライブを使われ激しく陵辱される。しかも、自分の職業を知られてしまい、ダブルスパイとして動くことになるが…。忍の過去、加駕が持つ絵の秘密、デッドオアアライブの製造者・リシ、すべてが繋がる時、驚くべき真実が明らかに。天国と地獄の扉の先にあるものとは―。
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