ターニング・ポイント (2005/05/27) 久能 千明 商品詳細を見る

「グレイ・ゾーン」シリーズ第3弾です。
ハードカバーと2段組で重厚です。色んな意味でｗｗｗ
3年過ぎました。次はいつ出るんでしょう…？
全体の物語としては、半分を終わったくらいじゃないでしょうか？
ハードボイルド系がお好みなら楽しめると思います。

個人的には
ボーダー＞グレイ＝ターニングです。
理由は簡単…脇役の
由利さんと佳也さんの話が好きだからデス。

内容（「BOOK」データベースより）
芯の強いキャリア警察官・譲の恋人は、
灰色の瞳を持つ元キャリアの片岡亜久利。
ひたむきに亜久利を愛する譲には、
二人を隔てる立場の違いがもどかしくて堪らない。しかも、
譲は亜久利が、かつて事件の元凶となったドラッグを
追いかけていると知る。
自分も事件に関わることで、
焦がれる亜久利に少しでも近づきたいと願う譲だが…!?

月の砂漠殺人事件(上) [新装版] (ダリア文庫) (2004/09/11) 久能 千明 商品詳細を見る

月の砂漠殺人事件(下) [新装版] (ダリア文庫) (2004/09/11) 久能 千明 商品詳細を見る

事件モノ（推理物？）です。
高校生が、仲間と温泉旅行に行った先で事件が起こり…
BLなんですけど、そういうシーンはほとんどありません。
普通に推理小説で楽しむ感覚でいいかと思います。

久能さんは、読ませるタイプの作家さんだと思います。
確かに、エチーをいたしていますが
それより、ストーリーの方が面白いです。

因みに…沙粧は
グレイゾーン・シリーズ＞砂漠です。

ボーダー・ライン/久能 千明
「グレイ・ゾーン」シリーズ第2弾…というより番外編？
前作より2年遡る頃の話。
亜久利と潤一郎の出会うことになるある事件を描いている。
弁護士（由利潤一郎）×捜査第一課刑事

前作同様、しっかりと描かれている。
ハードボイルド・BLは健在だ。
主人公な弁護士がユニークな個性をしているので
面白くて笑ってしまう場面があるが作品の雰囲気は損なわれていない。

内容（「BOOK」データベースより）
頑なに人との深い関係を拒む刑事・真行寺佳也は、
雑踏の中、ひとり浮き上がって見えた男・由利潤一郎に目を奪われた。
やがて、刑事と弁護士として再会したふたり。
最悪な出会いから始まったふたりの関係は、
予想もつかない展開をむかえ…!?佳也の、
由利の運命を変える事件が、恋が、始まろうとしていた―。
愛してる―。繰り返される甘い囁きに、頑なな心も身体も、溶かされていく…。

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グレイ・ゾーン (2002/07) 久能 千明 商品詳細を見る

ハードカバーなので嵩が高い。
2段打ちなので内容が濃く読み応えがあった。
刑事モノ、元警視×警部補。
濡れ場をなくしても、充分に普通の刑事モノとして
通用するくらいに登場人物達がしっかりと書き込まれている。

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